松戸市  わんわんパトロール

松戸市

わんわんパトロールで増やそう“見守りの目” 飼い主へ登下校時刻の散歩呼び掛け

千葉県松戸市のベトナム国籍のレェ・ティ・ニャット・リンさん=当時(9)、市立六実第二小3年=が殺害され、遺体で発見された事件から約1年。事件を教訓に防犯活動を強化しようと、千葉県警は22日、狂犬病予防集合注射が行われた千葉市若葉区役所で、子どもの登下校時刻に合わせ通学路などで犬の散歩をする「わんわんパトロール」への参加を愛犬家らに呼び掛けた。地域の“見守りの目”を増やす狙いで、今後県内各地に広めていく。

わんわんパトロールは、普段の愛犬との散歩を子どもの犯罪被害が特に発生しやすい登下校時間帯に合わせて行い、散歩コースに通学路を取り入れてもらうことで、犯罪抑止につなげる取り組み。同事件から約1年を契機に、県警職員36人でつくる「県警よくし隊レディ『あおぼーし』」が中心となって今月から啓発を始めた。

「団体などに所属しなくても、普段の生活に少しの意識を加えるだけで見守り活動に貢献できる」。ポイントを説明するのは同隊の永田裕子隊長(警部補)だ。永田隊長らメンバー3人は同日、愛犬の注射を終えた飼い主らに取り組みを紹介するチラシを配って回り、“パトロール”への気軽な参加を呼び掛けた。

愛犬レック君(12)と朝夜散歩に出掛けているという同区の小沢義隆さん(56)は「近所には子どもが多く、夕方には暗くなる路地もある。犬がいると子どもに嫌がられると思っていたが、見守りにつながると聞いて納得。仕事のない日は時間を意識して散歩してみたい」と興味深げにチラシを眺めた。

永田隊長は「悲惨な事件を風化させてはいけない。子どもが外で一人になる時間をできる限り減らし、地域の防犯力を高めていきたい」と意気込む。同隊は今後も啓発活動に取り組むほか、県獣医師会を通じ、県内の動物病院などにチラシの掲示を依頼する。

 

本日、松戸市六実自宅より依頼を受け、お伺い、車椅子にて

松戸市金ケ作西千葉総合病院に通院治療をされ戻りました。